任意整理

任意整理について詳しく

任意整理とは、簡単にまとめると次のようになります。

 

「お金を借りた金融業者(債権者)と直接交渉して、支払い期間を延ばしてもらったり、借金を減額してもらう方法」です。

 

多くの方は借金は絶対にすべて返済しなければならない、という観念を持っているので、債務整理と聞くと最初は「本当にそんな事ができるのですか?」と驚くようですね。でもこれは法律で定められた制度ですから適正に利用すればよいわけです。ただやはり個人ですべて対応するのは難しいという現実があるようです。金融業者(債務者)によっては個人であれば全く相手にしないという事も多いようです。また悪質な業者であれば、取り立てが更に厳しくなるというようなことも現実的にあるようです。

 

そのような現実があるわけなので、債務整理をする際にはその道のプロにお願いするということが多くなるわけですね。債務整理に手慣れた司法書士や弁護士にお願いすると、本人に代わって直接相手金融業者と交渉してくれるわけです。そして司法書士や弁護士に任意整理を委任することによって、相手側の金融業者があなたに取り立てや督促をすることをストップさせることができます。これで取り立てに来られたり、電話がかかってくることがなくなるので安心して生活できるようになります。債務整理に特化した司法書士や弁護士なら、お願いすれば即日相手側に連絡してくれることがほとんどのようですよ。まずはこの点が一番助かるという人が多いのかもしれませんね。

 

 

≪任意整理に向いている方≫
@借金の総額が年収の1.5倍以内の方
A毎月安定収入がある方
B約3年を目途に返済可能な方

 

 

≪任意整理のメリット≫
@取り立てがすぐにストップされる。
A家や自動車などの財産を処分しなくてもよい。
B事業をしている方は事業を継続しながら返済できる。
C債権者を選んで交渉できる。
 ※例えば友人などからも借金している場合、友人とは交渉しないなどが選択できる。
D官報に名前がのらない。※第三者に知られる事がない。
E裁判所を通さなくてよいということもあり弁護士などに支払う費用が比較的安い。
F資格制限などがない。
G過払い金が発生している場合は返還される。
H今後の利息の支払いはなくなる。

 

 

≪任意整理のデメリット≫
@借金がなくなるというわけではないので、返済はしなければならない。
A任意整理後に返済が滞ることは基本的に認められない。
Bブラックリストに載る。

 

 

 

 

■官報とは?
官報とは国が発行している広報誌のこと。行政機関の休日以外は毎日発行されています。
政府刊行物サービスセンターや各都道府県の県庁所在地の官報販売所で購入できるようです。
インターネットでは過去30日間の官報は無料で閲覧できるようになっています。
民事再生や自己破産をすると名前が載ることになります。

 

 

■ブラックリストとは?
ブラックリストとは正式な名称ではありません。正確に言うと、全国銀行協会の「全国銀行個人信用情報センター(KSC)」やクレジット会社などが加盟している「株式会社CIC」などの信用情報機関のデータベースの個人信用情報の事故情報(返済能力の疑問など)のことです。次のようなことがあると事故情報としてブラックリストに載る事になります。
@任意整理・民事再生・自己破産の申し立てを行った時
A延滞した時(返済日から一定期間遅れたり、3回以上遅れた場合)
B代位弁済(返済不能となって連帯保証人からの返済に変わった場合)